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港運部港運事業所・輸入課の主な業務は、海外から船で運ばれてきたコンテナが、当社が運営する大阪南港のコンテナターミナルで船から降ろされたのち、お客様が通関手続きをして搬出される（ターミナルから出ていく）までの間のコンテナの管理です。輸入コンテナの税関搬入業務や、海外から積まれてくるコンテナの品名確認、輸入貨物の植物検疫検査なども行っています。取り扱う量が多いので数人で担当を分けて、チェック漏れなどがないように対応しています。１隻の船を複数人で担当することもあり、その際は全員で資料を突き合わせて、相違がないように業務を進めます。この仕事で大事なのは、チームワーク。いっしょに働く仲間は年上の方が多いのですが、私から積極的に話しかけてコミュニケーションをとるようにしています。

当社は新人のころから、責任ある仕事を任されます。それはやはり、やりがいになりますね。私自身も入社１年目から、船から降ろされたコンテナを開けて、輸入貨物である植物に害虫がいないか検査する植物検査の現場責任者を任されました。検査では数十名の現場作業員の方々を束ねて、作業をします。安全に作業を進めることや、検査時間の短縮が求められますが、最初はうまくいきませんでした。なので私は作業員の方々と綿密にコミュニケーションをとり、人員の配置を考えて的確な作業指示を出すよう努めました。それから検査がスムーズに進むようになって検査時間が短縮でき、作業員の方からの信頼も得られました。１本のコンテナを搬出するまでには、様々な人が関わることで物流は成り立っています。物流の仕事をしていて多方面の方と関われるのも、仕事の面白みのひとつですね。

私は集中力があり、自己管理が得意です。期限内に終わらせないといけない仕事に対して、時間を逆算し集中して取り組むことができます。それに可能な限り残業をしないよう、業務の時間配分なども考えて行っています。学生時代は小学生から高校生まで、ずっとテニスをしてきました。個人競技であるテニスを通じて、集中力や精神面の強さが培われた部分は少なからずあると思います。また人とコミュニケーションをとることも、得意なほうです。仕事の話題以外の日常会話でも、先輩に話しかけたりすることで仲が深くなっていくので、仕事以外の話もするようにしています。コミュニケーションが円滑になると、仕事も捗りますから。